神木隆之介さん主演のNHK朝ドラ「らんまん」が、2023年4月から放送スタートしています。
東京大学で教授をしている徳永政市(とくなが せいいち)のモデルは、松村任三(まつむらじんぞう)さんだと言われていますよね。
植物学の土台作りをした松村任三さんは数々の業績も残していますが、牧野富太郎さんとはどんな関係だったのでしょうか。
今回は、徳永教授のモデル・松村任三さんの業績や子孫について、牧野富太郎との関係を調査しました。
松村任三はどんな業績を残した?
松村任三の子孫はいるの?
この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。
- らんまん・徳永教授のモデル
- らんまん・松村任三の業績や子孫
- らんまん・松村任三と牧野富太郎との関係性
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らんまん徳永教授のモデルは
2023年4月からNHK連続テレビ『らんまん』が話題になってます。
東京大学植物学教室の教授・徳永政市を、俳優の田中哲司さんが演じています。
そんな徳永政市のモデルとなる人物は誰なのでしょうか。
松村任三さんのプロフィールはこちらです。
【名前】
松村任三(まつむら じんぞう)
【生年月日】
1856年2月14日(安政3年1月9日)
【没】1928年5月4日(76歳)
【職業】植物学者
松村任三さんは1856年に現在の茨城県で生まれ、大学では法律を学んでいました。
しかし、東京大学の小石川植物園で働き、教授の矢田部良吉さんから植物学を学ぶようになっていきます。
松村任三さんは植物学の基礎を作った人だと言われ、植物学者として注目される存在でした。
徳永教授のモデル松村任三の業績や子孫は
NHK連続テレビ小説「らんまん」に登場する徳永教授は、松村任三さんがモデルとなっています。
松村任三さんは、多くの植物を採取し学名を付けるなど、数々の業績を残していますよ。
また、松村任三さんの子孫は誰なのでしょうか。
松村任三さんが残した業績や子孫について見ていきます。
業績について
松村任三さんが残した業績は次の通りです。
【1877年】
アメリカ動物学者・エドワードSモースの大森貝塚発掘に参加
※発掘した貝殻や土器、土偶などは東京大学に保管・重要文化財に指定
【1882年】
東京植物学会の設立に貢献
【1890年】
帝国大学理学部植物学科の教授となる
【1897年】
大学付属小石川植物園の初代園長として就任
松村任三さんは、150種類以上の植物を見つけ、学名を付けています。
<松村任三が付けた学名>
・ソメイヨシノ
・フジアザミ
・ノハラアザミ
・オオバヤシャブシ
・ミネザクラ
・モリアザミ
・ワサビ
・カニコウモリ
・オオカニコウモリ
・ヒトツボクロ …など
また、松村任三さんは多くの作品を著していました。
年号 | 著作物 |
---|---|
1883年 | 植物採集及び乾セキ法 |
1884年 | 日本植物名彙 |
1890年 | 植物分科覧要 |
1892年 | 和漢洋対訳本草辞典 |
1894年 | 日光山植物目録 |
1900年 | 植物採集便覧 |
1902年 | 植物の形態 |
1904年 | 帝国植物名鑑上巻隠花部 |
1905年 | 帝国植物名鑑顕花部前編 |
1912年 | 帝国植物名鑑顕花部後編 |
松村任三さんは、当時入手するのが厳しいと言われていた学術雑誌などの書籍類も集めていたそうです。
現在も東京大学に所蔵されており、植物学図書室を充実させたことも松村任三さんの業績だと言われていますよ。
そんな松村任三さんの生涯が分かる本も出版されています!
子孫について
松村任三さんには子供がいましたが、その子孫については情報がありませんでした。
▼松村任三の子孫について
特に情報なし
松村任三さんの長男は松村瞭さんです。
【名前】
松村 瞭(まつむら りょう)
【生年月日】
1880年8月11日
【没】
1936年5月21日
【職業】
人類学者
また、松村任三さんが生まれた家は茨城県にありましたが、火事で焼けてしまいました。
茨城県高萩市の生家
→2012年12月火災により全焼
松村任三さんの子孫は、同じ敷地内で住んでいたとの情報もあります。
特に情報がないので、一般の方で表立った活動はしていないのかもしれません。
らんまん松村任三と牧野富太郎の関係は?
NHK連続テレビ小説「らんまん」に登場する徳永教授のモデル・松村任三さんと牧野富太郎さんは、どのような関係だったのでしょうか。
<松村任三と牧野富太郎の関係>
対立関係にあった
1893年、松村任三さんが主任教授になったころ、東大の出入りを禁止されていた牧野富太郎さんを助手として雇っています。
牧野富太郎さんは、植物の研究や論文に没頭し、植物学者として注目を集める存在になっていきました。
主任教授である松村任三さんの立場を気遣う様子を見せない牧野富太郎さんに、松村任三さんは怒りを覚えます。
・牧野富太郎は「弟子」として働いている訳ではないので、自分の研究を進めていた
・松村任三はそんな牧野富太郎に対し批判や妨害をするようになる
やがて松村任三さんは、牧野富太郎さんを大学から追い出そうとするなど、関係は悪化していきます。
その後も2人の関係が修復することもなく、対立関係にあったと言われています。
まとめ
NHK連続テレビ小説「らんまん」の徳永教授のモデル・松村任三の業績や子孫、牧野富太郎との関係についてまとめました。
「らんまん」に登場する徳永教授のモデルとなる人物は「松村任三(まつむらじんぞう)さん」です。
松村任三さんは植物学の土台を作った植物学者で、様々な業績を残しています。
・150種類以上の新植物の発見、学名を付ける
・著作物の執筆や学術雑誌を充実させる
…など
松村任三さんの長男・松村瞭(まつむらりょう)さんは人類学者をしていましたが、その子孫についての情報は見つかりませんでした。
松村任三さんは、牧野富太郎さんを助手として雇っていましたが、自由に植物研究に没頭する牧野富太郎さんを快く思わず、対立関係にあったと言います。
ソメイヨシノやワサビなど、私達の身近な植物に学名を付けたのは松村任三さんだったんですね^^
最後までご覧くださりありがとうございました。
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