羽鳥善一のモデルは服部良一!笠置シヅ子との出会いと代表曲についても

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2023年10月からのNHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」

ブギの女王と呼ばれた笠置シヅ子さんがモデルとなり実話を基にした朝ドラとなっていますが、草彅剛さんが演じる「羽鳥善一」さんが登場します。

大阪生まれの作曲家という役ですが、この方のモデルは一体誰なのでしょうか。

また、笠置シヅ子さんとはどんな出会いがあったのでしょうか。

気になっている方も多いと思いますので、今回は朝ドラ「ブギウギ」に登場する羽鳥善一さんのモデルや、笠置シヅ子さんとの出会いについて調査しご紹介したいと思います。

羽鳥善一さんのモデルは作曲家の服部良一さん?

笠置シヅ子さんとはどんな関係?

\この記事を読んでわかること/
  • 羽鳥善一のモデル、服部良一について
  • 服部良一と笠置シヅ子との関係について
  • 服部良一の代表曲について
目次

羽鳥善一(草なぎ剛)のモデルは誰?作曲家の服部良一

NHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」に登場する大阪生まれの作曲家「羽鳥善一」さん

草彅剛さんが演じている羽鳥善一さんは誰のモデルかというと…

日本の作曲家、編曲家である、服部良一さんです!

服部良一 profile

名前:服部良一(はっとり りょういち)
作詞家名:村雨まさを(むらさめ まさを)
生年月日:1907年10月1日(1993年1月30日没)
出身地:大阪府
ジャンル:歌謡曲

服部良一さんは小学生の頃から音楽の才能があったそうで、ジャズで音楽感性を磨き、その後和製ポップ史における重要な音楽家の一人となります。

1993年、85歳で死去となりましたが、終戦後に出した「東京ブギウギ」などのブギウギで名曲をヒットさせ、戦後の日本のミュージックシーンで大きく発展に尽くしたことから作曲家としては史上2人目となる、国民栄誉賞を受賞されたそうです。

では、そんな服部良一さんはどうやって笠置シヅ子さんと出会ったのでしょうか。

羽鳥善一のモデル・服部良一と笠置シヅ子の出会いと関係性について

羽鳥善一のモデルである服部良一さんと笠置シヅ子さんの出会いについて調査したところ、服部良一さんの自伝である「ぼくの音楽人生」で話されていました。

大阪で一番人気のあるステージ歌手がいると聞いて、どんな素晴らしいプリマドンナなのかと期待に胸をふくらませていたのだが実際に来たのは、髪を無造作に束ね薬瓶を手に目をしょぼつかせ、コテコテの大阪弁をしゃべる貧相な女の子であった。

だがいったん舞台に立つと、…全くの別人だった。

三センチもある長いまつ毛の目はバッチリ輝き、ボクが棒を振るオーケストラにぴったり乗って「踊ウれ。踊ウれ」の掛け声を入れながら、激しく歌い踊る。

その動きの派手さとスイング感は、他の少女歌劇出身の女の子たちとは別格の感で、「なるほど、これが世間で騒いでいた歌手なのか」と納得した。

引用元:服部良一「僕の音楽人生」

現れた姿と歌声のギャップが凄かったようですね!

初めてであったのは1938年(昭和13年)だったそうです。

2人は、同じ大阪出身ということもあり、また、服部良一さんは別の楽曲で戦争のことを「アジアをくるしめた あおい目をしたヤンキーども」という表現で作詞していて、笠置シヅ子さんも戦争で、弟を亡くしています。

なので、お互いに同じ想いを持っていたことから気が合ったのでしょう。

大阪から旋風を巻き起こした名コンビだと言われています。

羽鳥善一のモデル・服部良一の代表曲

羽鳥善一のモデルである、作曲家、服部良一さんの代表曲といえば何なのでしょうか。

服部良一の代表曲
  • 別れのブルース
  • 東京ブギウギ
  • 青い山脈
  • 銀座カンカン娘

別れのブルース

別れのブルースは、1937年(昭和12年)に渋谷のり子さんが歌唱で発売された曲です。

日本のブルース歌謡の第一号として、知られています。

メインアーティスト:淡谷のり子
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東京ブギウギ

東京ブギウギは「ブギウギ」の主人公のモデルである、笠置シヅ子さんが1947年(昭和22年)に発売した楽曲です。

東京ブギウギの「ブギウギ」というのは、20世紀前半のアメリカで発展したポピュラー音楽のリズム「boogie-woogie」のことを現しています。

終戦間もない日本において『東京ブギウギ』は底抜けに明るい楽曲で、空前の大ヒットを記録しました。

メインアーティスト:笠置シヅ子
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青い山脈

青い山脈は1949年(昭和24年)に藤山一郎さんが歌唱した楽曲です。

石坂洋次郎さん原作の日本映画『青い山脈』の主題歌として使用されていました。

長年にわたって世代を問わず支持され、40年経ってからもNHKが放送した昭和の名曲で1位をとっています。

メインアーティスト:藤山一郎、奈良光枝
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銀座カンカン娘

銀座カンカン娘は、1949年(昭和24年)に高峰秀子さんが歌唱した楽曲です。

終戦4年後に創られた同タイトルの映画の主題歌にもなっています。

美空ひばりや井上陽水など様々なアーティストによってカバーされてきた楽曲でもあります。

笠置シヅ子さんもカバーされたことがあるようです!

メインアーティスト:高峰 秀子
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まとめ

今回はNHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」の出演者、草彅剛さんが演じる「羽鳥善一」さんのモデルについて誰なのか、笠置シヅ子さんとはどんな出会いで関係性があるのかなどについて調査しご紹介しました。

  • 羽鳥善一さんのモデルは作曲家の服部良一さんです。
  • 服部良一さんは戦後日本の歌謡曲を代表する作曲家です。
  • 笠置シヅ子さんとは服部良一さんが会いたいと思い出会ったそうで、現れた時とは想像もつかないくらい歌うと凄くて、その後コンビを組んで「東京ブギウギ」で大ヒットさせました。
  • 服部良一さんの代表曲は「東京ブギウギ」以外にも「別れのブルース」「青い山脈」「銀座カンカン娘」などがあります。

朝ドラブギウギでは実話を基にドラマ化しているので、出会いや、東京ブギウギを出すまでの間が描かれるのではないでしょうか。

楽しみですね♪

最後までご覧いただきありがとうございました。

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