2022年のアカデミー賞で国際長編映画賞を受賞したことで有名になった、映画「ドライブマイカー」はご覧になりましたか?
村上春樹さんの短編小説が原作で、西島秀俊さんが主演を務められています。
そんな「ドライブマイカー」ですが、一部ではラストシーンに謎が多いと話題になっています。
この記事を読まれている方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか。
ドライブマイカーはどう終わる?
ラストシーンの意味は?
- ドライブマイカーで最後にみさきが韓国にいた理由
- ドライブマイカー ラストシーンの考察
ドライブマイカー最後にみさきが韓国にいた理由はなぜ?
映画「ドライブマイカー」では、主人公である家福の愛車「サーブ」を、みさきが韓国で使っているシーンで終わります。
作品の中では日本で生活をしていたみさきが、韓国で買い物をし、韓国語を流暢に話しているシーンで映画は幕を下ろします。
明るい表情で幸せそうに韓国でサーブを運転するみさきの姿が印象的なラストシーンでした。
実は、
映画のラストシーンである韓国でのシーンは、原作では描かれていないのです!
そうすると、ますます気になるのは、
なぜ映画のラストシーンは韓国なのか?
という点ですよね!
この点については、
と考察します。
作中を通じて、みさきは心に傷を抱え、常にどこか暗い表情を見せているのが印象的でした。
一方で、映画のラストシーンでは、正反対の明るく幸せそうな表情をしています。
このことから、みさきが新たな地で新しい人生を送っていることを、外国という地を通じて表現していると考えられそうです。
ドライブマイカーラストシーンの意味の考察
映画「ドライブマイカー」では、原作となった村上春樹さんの短編小説とは異なるラストシーンで終わります。
映画では、みさきが家福の愛車「サーブ」を韓国で運転し、幸せそうな明るい表情で流暢に韓国語を話すシーンで終わります。
原作にはないラストシーンをあえて登場させているため、映画を見終わった方からは、様々な考察がされているようです。
いくつかの考察を紹介させていただきますね^^
考察①:家福とみさきの関係
一つ目の考察は、家福とみさきの関係性についてです。
家福の愛車の「サーブ」は、1970年代に発売されていた古い車ですので、みさきが新たに購入したとは考えづらいです。
そのため、愛車「サーブ」については、
もしくは、
と考察されています。
特に、ラストシーンでみさきが幸せそうな表情を浮かべていることや、作中よりも女性らしい雰囲気を醸していること、スーパーでの買い物が1人分ではないことから、
という考察もされているようです。
考察②:みさきの生活地
みさきが、スーパーで買い物をする際のやり取りはスムーズでしたよね。
更に、生活するには十分なほどに流暢に韓国語を話せていることから、
と考察できます。
更に、作中では、韓国人夫婦と話すシーンがありますが、その時にみさきの表情が変わるシーンがあえて映されています。
更に設定の中では、みさきと母親が暮らす家は、集落から離れた場所に建っており、周りから差別的な扱いを受けていた可能性も考えられます。
このことから、
という考察もあるようです。
韓国という地についても、家福との出会いで前向きになれたみさきが、自身のルーツである韓国に戻って生活を始めたという風にも考えられますね。
考察③:みさきの顔の傷が消えている理由
作中では、みさきの頬に傷がありましたが、ラストシーンではみさきの傷がキレイに消えていました。
この頬の傷は、みさきが母を助けられなかったことに対する自らへの罰の象徴として描かれていました。
この傷が消えていることから、
と考察されています。
また、頬の傷については、手術であえて消していると想像できることから、
という風にも考えられますね。
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まとめ
今回は、映画『ドライブマイカー』のラストシーンについて、いくつかの考察を紹介させていただきました。
調べてみると、原作と映画でラストシーンが異なることから、
であることがわかります。
他の方の考察を読んでから改めて映画を見てみると、また違った視点で楽しめるかもしれないですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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