2023年7月から放送されていた話題のドラマ『ハヤブサ消防団』が、ついに最終回を迎えましたね!
ドラマ・ハヤブサ消防団は、池井戸潤さんの小説が原作ですが、内容にはどんな違いがあったのでしょうか。
また、結末もドラマと原作とは異なっています。
今回は、ドラマ『ハヤブサ消防団』と原作小説とはどんな違いがあるのか、結末やラストとの違いを調査しました。
ハヤブサ消防団の小説とドラマは何が違う?
結末はどう違うの?
この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。
- ハヤブサ消防団・ドラマと原作の相違点
- ハヤブサ消防団・ドラマと原作の結末の違い
- ハヤブサ消防団・ドラマの結末と考察
中村倫也さん主演ドラマ「ハヤブサ消防団」は、池井戸潤さんの小説が原作です。
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ハヤブサ消防団ドラマと原作小説の違いは?
中村倫也さん主演の木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』が、2023年夏ドラマとして放送されていました。
原作は池井戸潤さんの小説「ハヤブサ消防団」ですが、ドラマと原作小説では異なる部分がいくつかありましたよ。
ハヤブサ消防団のドラマと原作小説の違いについて見ていきたいと思います。
登場人物・団体などの名称
「ハヤブサ消防団」のドラマと原作小説には、登場する人物の名前や企業・団体名に違いがありました。
ドラマ | 原作小説 |
---|---|
村岡信蔵 (八百万町・町長) | 信岡信蔵 |
山原浩喜 | 山原浩信 |
ルミナスソーラ― | タウンソーラー |
アビゲイル騎士団 | オルビス・テラエ騎士団 |
登場人物名は一部が変更されていますが、団体名は全く異なっていますよ。
登場人物の設定
登場人物の設定が、ドラマと原作で異なっていたところがありました。
主人公・三馬太郎(中村倫也さん)の編集担当・中山田(山本耕史さん)は、ドラマでは頻繁にハヤブサに訪れて、消防団メンバーとも交流していましたよね!
原作でもハヤブサに訪れる場面はありましたが、ドラマのように頻繁には登場していませんでした。
消防団のメンバー
ハヤブサ消防団のドラマと原作では、消防団のメンバーにも違いがあります。
<原作の登場人物>
中西陽太はドラマでは登場しない
原作で登場する中西陽太という人物は、ドラマには出てきませんでしたね。
中西陽太は原作だけに登場するキャラクターでした。
恋愛要素
主人公・三馬太郎と立木彩(川口春奈さん)は、ドラマでは恋愛関係に発展していましたよね。
しかし、原作では恋愛関係にはなっていないんです。
<三馬太郎と立木彩の関係>
原作小説は恋愛関係ではなかった
ただ、原作の太朗は、彩に憧れの気持ちはありましたよ(^^)
ドラマでは恋が実っていました!
放火犯
ドラマの中では、ハヤブサ地区の放火の実行犯は「徳田省吾(岡部たかしさん)」でしたが、原作では異なります。
<原作の放火犯>
吉田夏男(郵便局・局長)
原作に登場する吉田夏男は、主人公・三馬太郎と「さんかく(居酒屋)」で顔を合わせていた間柄です。
罪を隠しているのが辛くなり、事件を調べていた太郎に全てを打ち明けようとします。
しかし、吉田夏男の家が放火されて亡くなってしまうという展開でした。
ドラマでは、徳田省吾が原作の吉田夏男の役目をしていました。
ハヤブサ消防団結末ラストのドラマと原作小説の違いについて
2023年9月14日(木)に最終回を迎えた『ハヤブサ消防団』ですが、ドラマと原作小説で結末にどんな違いがあるのでしょうか。
ハヤブサ消防団のドラマと原作と異なる点はこちらです。
<ハヤブサ消防団のラストの違い>
・立木彩の立場
・山原展子の小説
・アビゲイル騎士団の名称
・教団のその後
ドラマと原作小説では、立木彩の立場やラストシーンで出てくる教団のその後について違っていましたよ。
詳しく見ていきましょう。
立木彩の立場
映像クリエイターの立木彩(川口春奈さん)は、ドラマではアビゲイル騎士団の信者で、新聖母と称えられていました。
原作の立木彩は次の通りです。
原作小説の立木彩は、オルビス・テラエ騎士団として動きを見せていましたが、実際は脅されて動いていただけでした。
ドラマではアビゲイル騎士団の新しい聖母となり、人々の心を救っていきたいという気持ちを持っていましたよね。
しかし、ラストでは改心してアビゲイル騎士団の真相を教団たちに明かす…という展開になっていました。
山原展子の小説
ドラマでは、三馬太郎が「山原展子の生涯」という小説を書いています。
原作では三馬太郎が山原展子の小説を書くという展開はありませんでした。
三馬太郎の小説「山原展子の生涯」は
ドラマオリジナル
小説の内容は、白髪の老婆・野々山映子(村岡希美さん)や住職・江西佑空(麿赤兒さん)から聞いた山原展子についての話です。
アビゲイル騎士団の新聖母になろうとしている立木彩に、真実が描かれた小説を読んでもらうというのがドラマの展開でした。
アビゲイル騎士団の名称
アビゲイル騎士団は、原作では「オルビス・テラエ騎士団」という名称でした。
「アビゲイル」というのは、山原展子の愛称だった「アビー」からきているとドラマでは明かされています。
アビゲイル騎士団の名称は、
山原展子の愛称から取っている
当時、病気で入院していた展子は、後のアビゲイルの教祖と初めて会います。
展子は愛称がアビーであることを伝え、教祖は余命が少ない典子を聖母として利用しようと考えます。
そこから教団名を「アビゲイル騎士団」としています。
教団のその後
ドラマのラストでは、アビゲイル騎士団の幹部らが警察に捕まり、ハヤブサに平和な日常が戻ったことが描かれていましたね。
人気作家となった三馬太郎と中山田がリモートで会話している背後で、解散したはずのアビゲイル騎士団が活動しているようなシーンがありました。
原作小説は、オルビス・テラエ騎士団幹部らが警察に逮捕されていましたが、教団の残党の動きは描かれていませんでした。
ハヤブサ消防団ドラマ結末ネタバレ考察
2023年7月期に放送された『ハヤブサ消防団』が話題になっていますね。
最終回を迎えたハヤブサ消防団ですが、ドラマの結末はどうなったのでしょうか。
ハヤブサ消防団の結末のネタバレや、ドラマの考察を見ていきます。
結末のネタバレ
ドラマ・ハヤブサ消防団の結末はこちらです。
住職・江西は、義理の妹だった山原展子のために、アビゲイル騎士団を受ける。
そして、皆既日食の日に、アビゲイル騎士団が新しく誕生する聖母の為に儀式を行うことを知った三馬太郎。
そんな中、野々山映子が太郎の家を訪ね、山原展子の過去を伝える。
聖母になろうとしている立木彩を助けて欲しいと映子は言う。
太郎は山原展子の真実を小説に書いて彩に見せるが、
「この内容は嘘だ、私が聖母となって人々を救う」
と、彩は言う。
皆既日食の日、彩は儀式が行われる場所には現れなかった。
彩は町内放送を通して、ハヤブサ地区で放火が行われていたこと・事件のことを明かす。
そして、
「私は聖母ではない、聖地など存在しない」
と言い、アビゲイル騎士団は消滅したのだった。
その後、太郎と一緒に居た彩。
教団を裏切った彩を真鍋が銃で狙い、太郎が代わりに撃たれてしまう。
真鍋は現行犯で逮捕され、さんかく(居酒屋)で食事をしていた杉森も捕まる。
銃で撃たれた太朗は回復し、有名作家となっていた。
編集者の中山田は、カフェで太朗とリモートで会話をしていた時、後ろを派手な服装をした女性が通り過ぎる。
その女性は「アビー」と名乗り、元アビゲイル騎士団の信者たちと共に、困っている人の相談を受けていたのだった。
ハヤブサに居る太郎は、消防団としての活動も続けていた。
家の玄関に拘置所からの手紙が置いてあり、差出人には彩の名前があった。
立木彩は捕まった?
最終回のラストシーンで、立木彩からの手紙が三馬太郎の家にありました。
彩はなぜ警察に捕まっているのでしょうか。
彩は放火や人を襲うなど、事件に直接の関わりはありませんでしたよね。
でも、事件の真相については知っていたので、警察で調査されているのではないかと考えます。
教団は消滅していない?
ドラマの最終回で、アビゲイル騎士団が起こした事件について彩が明かし、教団は消滅したと思われました。
しかし、ラストシーンでは、救いを求める人の相談に乗っている元アビゲイル騎士団のメンバーが居ましたよね。
「アビー」と名乗る女性や元教団のメンバーが活動?
「アビー」というのは、山原展子の愛称です。
アビゲイル騎士団は消滅しましたが、意志を引き継ぐ者たちが存在するので、完全には消滅していないことが伺えますね。
まとめ
2023年夏のドラマ『ハヤブサ消防団』の原作小説との違いや結末についてまとめました。
ハヤブサ消防団の原作小説とドラマの違いは次の通りです。
・登場人物・団体名の名称
・登場人物の設定
・消防団のメンバー
・恋愛要素
・放火犯
ハヤブサ消防団の結末は、ドラマと原作小説で次のような違いがあります。
・立木彩の立場が違う
・山原展子の小説
・アビゲイル騎士団の名称
・教団のその後
ドラマ・ハヤブサ消防団のラストシーンの考察はこちらです。
【立木彩】
拘置所に居たのは、アビゲイル騎士団の事件に関わりがあるとし、調査されている
【教団について】
ある女性が「アビー」と名乗り、相談を受けていることから、アビゲイル騎士団の意志を引き継ぎ活動を続けている
ハヤブサ消防団はドラマと原作小説と展開が違うので、どちらも楽しめる作品でした♪
最後までご覧くださりありがとうございました。
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