死刑にいたる病ラストシーン考察!彼女の灯里の言葉の意味は?原作との違いも!

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阿部サダヲ×岡田健史(現在の芸名は水上恒司)が主演の映画「死刑にいたる病」

櫛木理宇さん原作のミステリーサスペンス小説を2022年に映画化したものとなります。

Netflixでは6月から配信開始となりましたが配信直後から非常に注目されており、日本のランキングでTOP1が続いています。

そんな死刑にいたる病の結末のラストシーンについて、主人公・雅也の彼女の灯里が雅也に
発した言葉の意味に驚いた方も多いと思います。

灯里はどういう意図があって発言したのでしょうか。

また、原作のラストはどんな感じだったのでしょうか。

今回は言葉の意味や原作との違いなどについて考察・調査したいと思います。

\この記事を読んでわかること/
  • 死刑にいたる病のラストシーンについて
  • ラストシーンの灯里の言葉の意味について
  • 原作と映画の結末の違いについて

こちらの記事では「死刑にいたる病」のネタバレを含みますので
ご覧になる際はご注意ください。

目次

死刑にいたる病の結末ラストシーン(概要)

死刑にいたる病の結末を簡単にご紹介したいと思います。

死刑にいたる病 ラストシーン

雅也は、榛村大和が根津を殺したことを見抜き、最後に榛村にすべてを話します。

そして弁護士としてのアルバイトを終えて普通の大学生活に戻った雅也は恋仲になった同級生の灯里とスカッシュをし、ご飯を食べた後雅也の家に行きます。

そして雅也は灯里の爪を見て「爪、綺麗だね」と話すと灯里は「(爪)剝がしたくなる?」と雅也に聞きます。

雅也はこの言葉を聞き、大和を思い出し一歩身を引きます。

すると灯里のカバンから大和から届いた手紙と大和が持っていた同じ捜査資料が大量に落ちます。

それを見た雅也は驚き恐怖を感じます。

そしてさらに灯里は「筧井くんならわかってくれるって、彼が言ってた」「受け入れてくれる?」と謎の言葉を告げ映画は終了します。

「灯里は榛村大和と繋がっていたのか!!」と思った方も多いのではないでしょうか。

気になる終わり方となり、もやもやした方も多いと思います。

ここからはラストシーンで灯里が最後の最後に雅也にかけた言葉の意味について考察したいと思います。

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死刑にいたる病ラストシーンで彼女の灯里が言った言葉の意味は?

灯里が最後に、雅也に言った「(爪を)剥がしたくなる?」「筧井くんならわかってくれるって、彼が言ってた」という言葉にはどんな意味が込められているのでしょうか。

「(爪を)剥がしたくなる?」は、榛村大和がこれまで行ってきた殺害方法の手順のうちの一つが「爪を全て剥がす」でした。

そして【剥がした爪をコレクション化】していました。

雅也はもちろん捜査していたので、大和が行った行動を全て知っています。

なので灯里からその言葉を聞いた瞬間に「大和とつながりがある」ということを察します。

そして、カバンから落ちた(大和からの)手紙と雅也も持っていた捜査資料を見て驚く雅也を見た灯里は「筧井くんならわかってくれるって、彼が言ってた」といいます。

これも手紙と捜査資料で、「大和」のことだと気づかせるためだったと思われます。

この2つの言葉から考察できる意味は、
【灯里は大和にすでに支配されていた】と考えられますね。

そして、雅也もまた、灯里(支配されている為「大和化している」)によって逃れられない状況になったということです。

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死刑にいたる病ラスト結末の原作との違いは?

映画と原作では結末がほんの少し違うそうですが、原作とどう違うのでしょうか。

原作の結末をご紹介します。

死刑にいたる病 原作のラストシーン

雅也が、大和のいる拘置所へ行きすべてを解決し、別れを告げたあと、灯里と合流。

雅也は大和の支配から解き放たれ、彼女もできて普通に暮らすことができる。

そんな時拘置所に、大和の担当弁護士の佐村が現れる。

佐村は分厚いファイルを持っていて、そのファイルの中にはとあるリストが書かれてあり、大和と話しながら、佐村はリストに書かれてある、「筧井雅也」という名前を二重線で引き消しました。

そしてそのリストには「加納灯里」の名前もあった。

そして最後に大和は佐村に「ありがとうございます、先生」「こんな僕に、本当よくしてくれて」「いま、あなたの手を握れたらいいのにな」と優しく微笑みました。

原作はここで終わります。

まず、雅也が拘置所に別れを告げて大和の前から去るシーンは同じですね。

そして灯里と恋仲になっているのも同じです。

原作と映画の違いはその後からですね。

映画では、大和と佐村のシーンはなく、雅也と灯里のシーンのみとなります。

ただ描かれているキーポイントは一緒。

キーポイントは「灯里」が大和に支配されていたということ

原作では佐村の持っているファイルに灯里の名前があり、大和から支配された佐村が灯里にも依頼していた可能性があるということです。

映画では、灯里が「爪をはがしたくなる?」や「筧井くんならわかってくれるって、彼が言ってた」という最後のセリフ、また持っていた大和からの手紙や捜査資料などで、灯里も大和に支配されていたことが分かります。

描かれているシーンは全く別ですが、【「灯里」も大和に支配されていた】という部分は共通しているラストシーンです。

著:櫛木 理宇
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まとめ

今回は櫛木理宇さん原作のミステリーサスペンス小説「死刑にいたる病」阿部サダヲ×岡田健史主演で2022年5月に映画化され、現在NetflixやU-NEXTで配信中になっている本作の結末シーンの原作との違いなどについてご紹介しました。

  • 映画のラストシーンは主人公・雅也と恋仲になった灯里が2人きりになった時に灯里が謎の言葉を発言したところで物語が終了します。
  • 灯里が言った言葉からは殺人鬼【榛村大和】に支配されているという事が分かります。
  • 映画でのラストシーンは「雅也と灯里」のシーンで描かれていますが原作は「大和と佐村(担当弁護士)」で描かれています。
  • しかしながらどちらも共通して「灯里」がカギになっているということが分かる内容で終わります。

とても重めの映画ではありますが、阿部サダヲさんのサイコパス感に惹きこまれてしまう、まさに支配されている感覚になる映画でした。

原作と映画ではラストシーンが異なりますが実は共通しているというところも中々面白いなと感じますね。

気になる方はぜひ一度見てみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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